思考の掃き溜め

森のなかを駆け巡りながら色々考えたことのストック、とたまに日常のこと

就職活動を通して思ったことのメモ

全体的にまとまりがなかったので一つの記事に集約しておきます。

あくまで僕個人の意見です。

 

就職活動を通して感じたこと

・自分のことって案外良くわかっていない

これは普段からも常々感じていましたが、自分の考えていることを言葉でロジカルに表現することは難しいです。自分の価値観にこだわりすぎず多くの人と接触して価値観をすり合わせ、客観的な意見をもらい自己の価値観を再構築していくことは就活に限らず人生を豊かにするのに大事だと思います。その点で、こうしてブログやSNSに文章を書いたり、オリエンテーリングを通して様々な環境・世代の方と意見を交わすことの出来た経験はとても大きなものでした。

また、その言語化が出来ないと自分がなにがしたいのかも見えてこないため企業選び・面接・ESあらゆる場面で困ると思います。恐らく人事の人が見ているのはそこなのだろうと一連のことを通して感じました。世間でよく聞く薄っぺらい就活情報なんて気にせず、普段から自問自答して過ごすのが最良の就活対策になりうると感じました。

 

・人生何があるか分からない

最終的に全く考えてなかった業界の研究職に落ち着きました。しかも、後述の通り偶然に偶然を重ねたような出会いの末にです。たまたまといえばたまたまですが、積極的に自分の知らない世界を顔を突っ込んで見るというスタンスで過ごしてきたがゆえに掴めた出会いだったと思います。「持っている」人は環境を引き寄せる、とよく聞く言葉がありますが、というよりそういう人たちは目の前に転がっているものを恐れること無く取り敢えず掴むからチャンスを逃さないと思っています。自分が100%そうやって生きていけているわけではないですが、こうしてワクワクするものを掴めたのでそう考えてきてよかったなぁと思います。思えばこんなに今の人生を楽しくしてくれたオリエンテーリングとの出会いも、合唱漬けだった高校生活からえいっと新しいスポーツを初めてみたからでした。

 

就職活動、辛いという話がもっぱらですが自分のことを考える機会、人に自分の話を聞いて貰える機会として捉えられるなら楽しめると思います。